機械設備評価テキスト翻訳本 進捗報告2~出版社訪問
皆さん、今年のゴールデンウィークをどのように過ごされましたか?ゆっくり過ごせましたか?
さて、お待たせしております機械設備テキスト(Valuing Machinery and Equipment Third Edition by American Society of Appraisers)の出版の件、当協会理事の紹介で、本日再度出版社を訪問しました。
結果としては、やはり600ページというページ数や専門書であること等の関係等でやはり出版は難しいとの回答をいただきました。
これまで数社出版社を訪問して参りましたが、出版社を通して一般の流通にのせるのは難しいため、やはり当初の予定通り、自費出版にならざるを得ないと考えております。
幸いプロの方で校正を引き受けてくださる方も見つかっておりますので、できるだけ早いタイミングでなんとか出版にこぎつけたいと考えております。
スケジュールの目処が立ちましたら、また改めて進捗のご報告をさせていただきます。
以上、取り急ぎ、ご報告まで
【早期申込割引 締切迫る!】レポートライティングⅤ実施の目的
会員向けの早期割引適用の期限の5月2日(金)が迫ってまいりました。
小さい町工場でも資産数が百件を超える機械設備評価では、全ての資産を実査し緻密に評価して行くことは不可能で、多くの場合資産台帳のデータ処理による原価法が中心となり、それを実査とバランス良く組み立てて行くことがポイントとなります。
また、稼働資産では、実査が許されるのは半日程度で、事前に徴収した資産データに基づきその実態・特性を的確に分析し、実査を効率的に計画するかというのが評価の成否を決定します。
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【セミナーで扱う事例の一例】:資産数2~3万の大手メーカーの大型工場設備の評価において、計上されている資産の事前のグルーピング等を通じて、実査対象を200~300資産に絞り込み、実際の評価を実施。
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▲ここがノウハウです!
指数を活用したデータ分析による評価手法はME-202及びME-203で繰り返し履修して参りましたが、その後の実務との連携もなくお忘れになっている方も多いと思いますが、機械設備評価人としては欠くことができない基礎技術です。
今回のセミナーでは、豊富な実績と経験を有する講師の大島氏から、スプレッドシート活用の基礎を初め具体的なノウハウを演習と事例を通じて学んで行きます。
是非この機会を活用して過去の学習内容を復習すると同時に、実務での活用に向けた具体的なノウハウを修得して頂きたいと考えております
★レポートライティングセミナーⅤ「大量・多数資産の資産数で構成される工場・設備の評価実務とテクニック」受講詳細はこちら
http://www.jasia-asa.org/seminar/rw5_0531/
★お申込みはこちらのフォームから(会員の方の早期お申込み割引は5月2日までです。お見逃しなく!)
https://docs.google.com/forms/d/1JCbQJvapeI57bKl1GGq6bwmsVjPjL_GBe9tcEc3Od50/viewform
レポートライティングⅴ(大量・多数資産評価)その3 - 指数について
原価法(コストアプローチ)で新規再生産コストを求める際、取得原価に傾向ファクター(指数)を乗じて求めたのを、皆さん覚えていらっしゃいますか?
日銀のホームページから指数を探すことが多いと思いますが、いざ探すとなると「なかなか適当な指数にたどり着けない」という声をよく聞きます。
5月31日(土)~6月1日(日)にかけて実施予定のレポートライティングセミナーⅤ(大量・多数資産の評価)では、取得原価に日銀の指数を乗じて新規再生産コストを求めていく初歩的な手順から、大量・多数資産を無駄なく効率的に処理するテクニックまで、演習を主体に頭と手を動かして修得します。
▲物価指数年報(著者名:日本銀行調査統計局 編 出版社:ときわ総合サービス)
該当する指数を探すのに、日銀ホームページの物価指数と並行して、上記の年報も使用します。
★レポートライティングセミナーⅤ「大量・多数資産の資産数で構成される工場・設備の評価実務とテクニック」受講詳細はこちら
http://www.jasia-asa.org/seminar/rw5_0531/
★お申込みはこちらのフォームから(会員の方の早期お申込み割引は5月2日までです。お見逃しなく!)
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レポートライティングセミナーⅤ(大量・多数資産の評価) その2
2014年5月31日(土)~6月1日(日)の2日間の日程で、レポートライティングセミナーⅴ(大量・多数資産評価)が開催されます。このセミナーについて、シリーズでご紹介していきます。今日はセミナーの概要についてお伝えします。
今回は、2日間にわたり、大量・多数資産評価について学びます。
★会員の方の早期お申込み割引は5月2日までです。お見逃しなく!
パソコン上で、大量・多数資産をどうやってグルーピング、評価していくかというテクニックに加え、大量資産の評価依頼が来た場合に、実査前に依頼者にどんなことを確認しておくべきか、1,000以上も評価対象がある場合に、どうやって実査を行っていくかなど、経験に基づいた実務の上の貴重なノウハウも聞けます。
セミナーの概要は以下の通りです。(※セミナーの内容は都合により変更の場合もございます。)
<講座内容について>
第1日目:大量・多数資産評価における基礎知識及びテクニックの履修(演習主体)
・評価プロセス
→依頼者から情報を入手、契約書を締結から、評価報告書作成までについて実務に則して説明します。
・評価情報の入手
→評価作業の範囲、作業量等を推測し、評価料の見積りを行うために必要な情報を入手します。
・どんな情報を事前に要求すべきか?
・後々依頼者との食い違いがないようにするために確認しておきたいことは?
・評価契約の締結
→提案書では、どのような事項を事前に決めておくべきか?
・質問票の作成
→既に提供を受けた情報に加え、どんな情報を追加で依頼するとよいか?それはなぜか?
・データの事前分析
→実査前に行っておくべきことは?
→大量のデータの中で注目すべきものは何か?
→実地調査をスムーズに行うために、どのように分類するか?
・実地調査の進め方
→実地調査を進める上で、留意すべき点は?
→大量・多種多様な資産をどのように実地調査するか?
→どんなものに注目するか?
→現場でどんな内容を確認すべきか?
・評価作業
・分類
・取得年の整理
・使用する指数の選択
・資産のグルーピング
・適用する減価テーブルの作成 等
→各自、パソコン(エクセル搭載)を持参の上、項目毎の演習問題を通じて履修して行きます。
第2日目:総合演習
実際のデータをベースにより作成された模擬データを使って、終日を掛けて第1日に修得したテクニックの確認・定着を目指します。
→講義を聴くだけでなく、実際に手を動かしてデータを加工してみることで、修得したテクニックを使いこなせることが大切です。
日本でトップクラスの動産評価の実績を誇る大島講師ならではの、経験に基づいたノウハウ満載!迷っている方も是非!
★レポートライティングセミナーⅤ「大量・多数資産の資産数で構成される工場・設備の評価実務とテクニック」詳細はこちら
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機械設備テキスト翻訳本 出版遅延のお詫び
機械設備テキスト(Valuing Machinery and Equipment Third Edition by American Society of Appraisers)の出版が遅れており、翻訳タスクフォースにご協力いただいた皆様をはじめ、誠にに申し訳ございません。下記に簡単に進捗のご報告をさせていただきます。
・今年(2014年)3月までは、自費出版を念頭に準備を進めており、一応、本文と用語集の翻訳が終わりました。
・当協会理事の薦めもあり、2014年4月に再度出版社を訪問してみることになりましたが、本が600ページ以上と非常に分厚い翻訳本であることから、出版は難しいと回答をいただきました。
・さらに別な出版社もご紹介いただいたため、再度、5月8日に別な出版社をあたってみる予定ですが、難航する可能性もあり、並行して自費出版の可能性も視野に入れております。
・当初は内々での校正の予定でしたが、できればプロの校正者をとの内外からの意見もあり、4月11日に平澤の知人の校正者を訪ね、現在打診中です。
関係者の方々、お待たせしており申し訳ございません。また進捗がございましたらご報告申し上げます。
以上
レポートライティングセミナーⅴ(大量・多数資産評価)紹介 その1
2014年5月31日(土)~6月1日(日)の2日間の日程で、レポートライティングセミナーⅴ(大量・多数資産評価)が開催されます。このセミナーについて、シリーズでご紹介していきます。
今回の講師は、前アメリカン・アプレーザル・ジャパンの動産・機械設備評価部門の初代責任者の大島 宏樹氏です。
今回の講師である大島様に関して、当協会専務理事の若山曰く、
「2年以上ずっと講師を頼んでいて、やっと引き受けてもらえた。今でも大島さんが日本でトップクラスの動産評価の実績があると思う。」とこれまで以上に太鼓判を押している講座です。
当時は、日本で誰も動産評価をやったことがなかったため、下のASAの機械設備評価テキスト(英語)を読みながら、手探りの状態から動産評価手法を確立していったそうです。
今回のテーマは、「大量・多数資産の資産数で構成される工場・設備の評価実務とテクニック」ですが、なんと数万点もの大量資産を評価した経験もあるそうです。
なかなか日本で披露されることのない、大量・多数資産処理の貴重なノウハウを体験するチャンスです!是非お見逃しなく!
★レポートライティングセミナーⅤ「大量・多数資産の資産数で構成される工場・設備の評価実務とテクニック」詳細はこちら
http://www.jasia-asa.org/seminar/rw5_0531/
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https://docs.google.com/forms/d/1JCbQJvapeI57bKl1GGq6bwmsVjPjL_GBe9tcEc3Od50/viewform
International Conference on the Valuation of Plant Machinery and Equipment (ICVPME)開催のお知らせ
※下記の国際会議については、2015年10月26~28日の日程で、東京にて開催予定となっており、2014年9月22日現在、最終調整中となっておりますので、正式決定いたしましたら、改めてご案内申し上げます。
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2015年の国際会議へ向けて、日本資産評価士協会(JaSIA)が地域ホストとして、協会の主要メンバーと共に企画運営を京都大学・GSMのご協力を得ながら、ICVPME Organization Committeeをサポートして行きます!
ICVPMEは、機械設備評価の分野では、唯一の国際会議で、現在、英国のRICS(Royal Institute of Chartered Surveyor:英国王立鑑定協会)、ASA(American Society of Appraisers:米国鑑定士協会)、API(Australian Property Institute:豪州資産協会)、CAS(China Appraisal Society:中国鑑定協会)等がスポンサーとなって、運営は独立したICVPME Organization Committee(運営員会)により行われています。
まずは、準備委員会として今度の7月に米国、中国、ロシア等から準備委員が京都に集まる予定です。
進捗については、今後も随時お伝えしていきたいと思います。
レポートライティングセミナーⅣ(建物設備)終了しました!
4月19日(土)にレポートライティングセミナーⅣ(建物設備)が開催されました。
今回は、ご多忙の中、日本全国から28名もの方々にご参加いただきました。参加者の皆様、ありがとうございます!
▲レポートライティングセミナーⅣの様子-1(講師の堀川先生と受講生の皆様)
▲レポートライティングセミナーⅣの様子-2(講師の堀川先生と受講生の皆様)
▲レポートライティングセミナーⅣの様子-3(建物設備について説明する澤様と受講生の皆様)
参加者の皆様が非常に熱心に聞いておられた様子が、とても印象的でした。
また、セミナー終了後には、居酒屋で懇親会を行い参加者同士の交流を深めました。
この度は、受講生の皆様、講師の堀川先生、我妻様、澤様、本当におつかれさまでした!
データベース委員会設立準備会
4月 20日(日)9:30~JaSIAにてデータベース委員会設立準備会が開催されました。
日曜日の朝にもかかわらず、全国より16名の会員の方にお集まりいただき、
当会の今後の運営方針について話し合いが行われました。
さて、今回決まった内容について簡単に下記にまとめました。
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日時 平成25 年 4月 20日(日) 9:30~12:00
場所 JaSIA会議室
東京都新宿区新宿1-12-12
出席者 16 名、JaSIA 事務局2名
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<決まったこと>
・委員会の名称:『資料情報委員会』
・理事:三浦様、桑折様、綿越様(3名)
・有志を中心とした会員制度とする
・連絡ツールとして、メーリングリストorフェイスブック等を活用
・近日中に、JaSIAの会員を対象に、改めて資料情報委員会に参加希望の会員を募る
以上
機械・設備レポートライティングセミナーⅣ(建物設備) セミナー内容vol.2
4月19日(土)に東京にて開催される機械・設備レポートライティングセミナーⅣ(建物設備)について、セミナーの内容をご紹介します。
■機械設備評価の現場からの報告(建物設備評価)
報告者 堀川 裕巳(ASA上級資産評価士)、我妻 靖基(一期生)、澤 匡文(4期生)(敬称略)
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1.依頼の概要および検討課題
①依頼目的と業務受託までの経緯
~業務受託決断までの不安(何が問題であったのか)
②契約解除に伴い原状回復義務と一部設備の残置要望の思惑
③契約内容の確認と原状回復費用
④残置設備と有益費の関係
⑤設備の名称とその機能の把握
2.実査に向けての準備
① 資料の収集
・取得原価の明細(設備本体・設置費用)
・原状回復費用の見積書
・設備図面
② 設備図面の見方 ~ 建築設備士の協力
③ 機械設備と用途の確認
~ 何のために必要な機械設備かをあらかじめ理解
④ 従前用途と原状回復の範囲の関係を整理
⑤ 残置要望設備と従前用途の関係
~ 用途変更を伴うため不要となる機械・設備の振り分け検討
⑥ 設備図面の整理
~ 現場作業に必要な図面のピックアップ
3.実査
① 設備図面と現物の照合作業
⇒ 目視できない設備は、関係者の話を基に図面上で照合・確認
② 機械設備と用途の確認
⇒ 原状回復によって不用となる機械設備の確認
③ ①・②の作業を基に査定対象の絞り込み
⇒ 依頼者の思惑とのズレがないように相互理解に努める
4.評価
① 実査資料の整理
~ 実査配置図と現地写真の整理
② 評価方針の検討
~ 設置済みの機械設備のため原価法のみ適用・・・資料2~6
③ 機器の個別取得原価と配線・配管等の費用の取扱
④ 動力配線と一般電源配線の理解
⑤ 一般電源配線と配電盤の取扱
⇒ 原状回復の仕方によって全て不用となる可能性
⑥ 高架水槽の取扱 ⇒ 既存高架水槽との関係
⑦ サマリーレポートの書き方 ~ JaSIAの協力
⑧ サマリーレポートの内容
5.その他
① 解体・撤去及び修復について ~ 前提条件により大きく変化
・稼働状態か否か
・部分か全体か
・スケルトン状態か部分修復か
・仮設・養生工事が必要か否か(高所取付・精密機械等)
・周囲の状態(特に作業用車両による作業の支障の有無)
② 解体・撤去・修復費用について
・建物取り壊し費用の見積もりのようなアバウトな方法は無理か
・国交省の公共積算単価及び専門業者の協力
・経験を積むのが近道か
③ コンサル会社の受注対応(参考)
・経験がなくても取り敢えず受注し、その後で考える。
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※上記内容は、都合により変更の場合がございます。
建物設備評価についての、実務に基づいた生のリアルなお話満載です!
なお、セミナー参加者全員に、実際に依頼者に提出した評価報告書のコピーもお渡しします!
また、第1部では、実際の評価報告書と提案書に基づいて解説とともに、
不動産鑑定士の方から多く寄せられる機械設備評価についての疑問点にもお答えします。
セミナーの詳細は、下記の募集要項をご覧ください。
■機械・設備レポートライティングセミナーⅣ(建物設備)募集要項
http://www.jasia-asa.org/seminar/20140419_rw4/
■レポートライティングセミナーⅣ(建物設備評価) お申込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/1JCbQJvapeI57bKl1GGq6bwmsVjPjL_GBe9tcEc3Od50/viewform