4月19日(土)に東京にて開催される機械・設備レポートライティングセミナーⅣ(建物設備)について、セミナーの内容をご紹介します。
■機械設備評価の現場からの報告(建物設備評価)
報告者 堀川 裕巳(ASA上級資産評価士)、我妻 靖基(一期生)、澤 匡文(4期生)(敬称略)
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1.依頼の概要および検討課題
①依頼目的と業務受託までの経緯
~業務受託決断までの不安(何が問題であったのか)
②契約解除に伴い原状回復義務と一部設備の残置要望の思惑
③契約内容の確認と原状回復費用
④残置設備と有益費の関係
⑤設備の名称とその機能の把握
2.実査に向けての準備
① 資料の収集
・取得原価の明細(設備本体・設置費用)
・原状回復費用の見積書
・設備図面
② 設備図面の見方 ~ 建築設備士の協力
③ 機械設備と用途の確認
~ 何のために必要な機械設備かをあらかじめ理解
④ 従前用途と原状回復の範囲の関係を整理
⑤ 残置要望設備と従前用途の関係
~ 用途変更を伴うため不要となる機械・設備の振り分け検討
⑥ 設備図面の整理
~ 現場作業に必要な図面のピックアップ
3.実査
① 設備図面と現物の照合作業
⇒ 目視できない設備は、関係者の話を基に図面上で照合・確認
② 機械設備と用途の確認
⇒ 原状回復によって不用となる機械設備の確認
③ ①・②の作業を基に査定対象の絞り込み
⇒ 依頼者の思惑とのズレがないように相互理解に努める
4.評価
① 実査資料の整理
~ 実査配置図と現地写真の整理
② 評価方針の検討
~ 設置済みの機械設備のため原価法のみ適用・・・資料2~6
③ 機器の個別取得原価と配線・配管等の費用の取扱
④ 動力配線と一般電源配線の理解
⑤ 一般電源配線と配電盤の取扱
⇒ 原状回復の仕方によって全て不用となる可能性
⑥ 高架水槽の取扱 ⇒ 既存高架水槽との関係
⑦ サマリーレポートの書き方 ~ JaSIAの協力
⑧ サマリーレポートの内容
5.その他
① 解体・撤去及び修復について ~ 前提条件により大きく変化
・稼働状態か否か
・部分か全体か
・スケルトン状態か部分修復か
・仮設・養生工事が必要か否か(高所取付・精密機械等)
・周囲の状態(特に作業用車両による作業の支障の有無)
② 解体・撤去・修復費用について
・建物取り壊し費用の見積もりのようなアバウトな方法は無理か
・国交省の公共積算単価及び専門業者の協力
・経験を積むのが近道か
③ コンサル会社の受注対応(参考)
・経験がなくても取り敢えず受注し、その後で考える。
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※上記内容は、都合により変更の場合がございます。
建物設備評価についての、実務に基づいた生のリアルなお話満載です!
なお、セミナー参加者全員に、実際に依頼者に提出した評価報告書のコピーもお渡しします!
また、第1部では、実際の評価報告書と提案書に基づいて解説とともに、
不動産鑑定士の方から多く寄せられる機械設備評価についての疑問点にもお答えします。
セミナーの詳細は、下記の募集要項をご覧ください。
■機械・設備レポートライティングセミナーⅣ(建物設備)募集要項
http://www.jasia-asa.org/seminar/20140419_rw4/
■レポートライティングセミナーⅣ(建物設備評価) お申込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/1JCbQJvapeI57bKl1GGq6bwmsVjPjL_GBe9tcEc3Od50/viewform