ASA国際資産評価士(機械・設備)養成講座 ME201の内容について

ASA国際資産評価士(機械・設備)養成講座は、ME201~ME204の計4つの講座から構成されますが、今日はME201の内容についてご紹介します。
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▲『ME201 機械・設備評価入門(PPT)』より

ME201 イントロダクション
機械設備評価の基本用語・概念を修得し、資産評価士になるための基礎を修得します。

履修内容:用語の定義、評価の機能と目的、主要評価手法(コストアプローチ、マーケットアプローチ、インカムアプローチ)、減価要素、
現地調査、価格指数活用の基礎、評価額決定プロセスの演習、評価基準と倫理等

具体的には、
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▲『ME201 機械・設備評価入門(PPT)』より

●評価入門
・評価とは何か?
・評価用語の定義
・価値の範囲
・評価の目的および用途など

●評価の準備をする
・実地調査に必要な必需品や設備
・評価士の職務
・評価を行うにあたっての評価手続きと手順
・評価報告書の作成
・評価任務の準備
・顧客との最初のコンタクト
・任務の組立て
・作業計画
・作業明細書作成のための指針など
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▲『ME201 機械・設備評価入門(PPT)』より

●機械の分類
・勘定科目および分類
・機械・設備の分類
・状態および物理的劣化の記述方法例など
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▲『ME201 機械・設備評価入門(PPT)』より

●機械・設備の識別
・機械のタイプ
・製造工場の説明によく使われる用語の解説
・製造番号の重要性など

●評価手法
・コストアプローチ
・マーケットアプローチ
・インカムアプローチなど

●価値の決定
・価値の決定のための情報源および参考資料
・据付コストなど

●減価要素
・減価の定義と解説
・回復可能な減価、回復不能な減価
・使用年数/耐用年数分析
・機能的退化の例

●価格指数活用の基礎
・指数の適用
・指数の限界
・設備の指数サンプル
・傾向法 など

●倫理、評価プロセスおよび報告
・職業倫理
・米国鑑定業務統一基準(USPAP)など

●現場の安全確保

(以上、ME201テキストより一部抜粋)

<事例演習>
・フロントエンドローダーの評価演習
・機能的退化のある旋盤の評価
・コンベヤの評価
・修復可能な減価のある部品の製造ラインの評価
・傾向法の演習問題
・包装会社の製造ライン等
・マシニングセンターの評価など

ME202-ME204についても、後日ご紹介します。